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株式会社森興業

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何でそんなに高いの?

2021年12月7日

森興業の営業担当の東谷です。

先日からブログにも書かせて頂いておりますが、埼玉支店の出店にあたり場所の目途が付いて現在は地主様からの返事待ちとなっております。

弊社が希望している条件に地主様の了解が出たら次のステップに移りますが、次の段階で一番時間が掛かるのが支店で使用するフォークリフトの手配です。

仕事上で基礎工事に入る前に地面を掘るユンボなら話が分かるけど、何でフォークリフトが必要なの?

と思われるかと思われますが、基礎工事を行ううえで基礎自体の強度を出すには鉄筋で出来た骨組みが必要となりまして、支店には定期的に鉄筋で組まれたユニットと呼ばれるパーツが納入されます。

ユニットだけで何トンもの重量となりますから、運ばれてきたユニットを職人が手で下ろすと言う訳にも行きませんので、そこでフォークリフトが必要となります。

但し、フォークリフトと言えども用途によって様々な仕様がありますので、バンブー先輩に必要な仕様をヒアリングしたうえで、自社の使用目的に合致するフォークリフト(中古)を探し始めたのですが、これがまた想像以上に高額なんです。

社長にも「何でそんなに中古のフォークリフトが高いの?」と聞かれたので、ここで改めて説明致しましょう!

←その前に社長に報告するのが先ダロ

皆さんも半導体不足の影響で日本の中古車が高騰している、と言うニュースはご存じかと思いますが、クルマの場合は新車が納車されない為、下取りに回る中古車が減少している影響で高騰しているだけではないのです。
日本のクルマは性能が優秀だから海外へ中古車が輸出されていますが、中古で流通している物でクルマの次に輸出されている実は建設機械だったりするのです。

代表的なのはダンプカーや大型ショベルカーですが、ユンボやフォークリフト、はたまた農業用のトラクター等に至るまで、海外に輸出される物はクルマだけではありません。

日本国内で再販売する価値としては低いけど、海外の発展途上国ではまだまだ使える物が多い為、海外でニーズがあるものは意外に海外に流れてしまっている場合が多く、実は日本国内にそれほど中古品が流通していないのです。

そこにきて最近の為替レートが円安に振れてきた事がもうひとつの要因です。
海外のバイヤーからすれば日本円が安くなると仕入れ値が安くなる(1ドルあたり3円も安くなると販売利益が増える)ので、輸出業者の仕入れ活動が活発になり、国内の小売業者はますます苦しく(仕入れ価格も上昇するから)なるのです。

そうなると必然的に中古の価格も高くなってしまい、

「何だ。そんなに高いのなら新車にするか」となるのですが、

新車は新車で半導体不足による納期の遅れがあり、今から発注しても春先になります、とのこと。

 

こっちは仕事で使うのに必要な物なんですが、コロナが切っ掛けで半導体不足になり、中古の品不足による価格の上昇に追い打ちを掛けるような円安です。

と言う訳で、

そりゃ、中古も高くなるわな、となってしまいます。

 

でも土地の契約が済んだら、すぐにフォークリフトの手配をしないといけません。

「うお~!!どうすりゃいいんだよ~!!!」となるのが普通です。

でもそこは私、「恵まれない星の下に生まれた男」です。
何故か自分の事以外の事はコトがうまく行くのです。

えぇ、即納してくれる掘り出し物を既に見つけましたよ。
一応、こちらの事情も説明して返事も待ってもらえております。

 

でも最後の最後で地主様の了解が出なくて支店の話が白紙になったりして・・・。